influence 島尾ミホ展

influence 島尾ミホ展

展覧会 開催日:2019年10月02日 - 2020年01月20日

鹿児島市制130年記念・生誕100年記念企画展

influence 島尾ミホ展

 

果して、彼女はミューズだったのか―?

島尾ミホは、夫の島尾敏雄の多くの作品にモデルとして描かれてきました。奄美大島というバックグラウンドを持ち、自身も神秘性を纏ったミホは、夫にインスピレーションを与え、また小説のモデルとして、創造力の源となりました。しかし、彼女は夫のミューズ的存在という枠におさまらず、自身も作家として優れた作品を残しています。そしてその存在は、多くの芸術家にも影響を及ぼしているのです。
本展では、島尾ミホの生涯、島尾敏雄や自身の作品世界をとおして、彼女が各方面へ及ぼした影響(Influence)を考察します。

 

会期 2019(令和元)年10月2日(水)~2020(令和2)年1月20日(月)
休館日 休館日:火曜日(10/22は開館、10/23振替休館)、12/29~1/1
開館時間 9時30分~18時(入館は17時30分まで)
会場 かごしま近代文学館2階 常設展示室
主催 鹿児島市、(公財)かごしま教育文化振興財団
観覧料 大人300円(240円)、小・中学生150円(120円)
※(  )内は20名以上の団体料金
※常設展示もご覧になれます。年間パスポートもご利用になれます。
※11/15~12/15は特別企画展「向田邦子のぐるり」観覧券でもご覧頂けます。

 

島尾ミホ【1919-2007】

1919(大正8)年10月24日、鹿児島市生まれ。奄美群島の加計呂麻島で幼少期を過ごし、東京の日出高等女学校を卒業する。戦時中、加計呂麻島に第十八震洋震洋隊の隊長として駐屯した作家の島尾敏雄と出会い、1946(昭和21)年に結婚。1975(昭和51)年『海辺の生と死』で南日本文学賞、田村俊子賞を受賞。2000(平成12)年、アレクサンドル・ソクーロフ監督の映画『ドルチェ優しく』に主演。著書として『祭り裏』『海嘯(かいしょう)』『愛の棘』のほか、『対談ヤポネシアの海辺から』(石牟礼道子共著)などがある。2007(平成19)年3月25日、奄美市名瀬浦上町の自宅で逝去。

(撮影・安岡章太郎)

 

 

 

関連イベント

❶ トークイベント 
  梯久美子×中島京子「ミホ!ミホ!ミホ!めくるめく島尾ミホの世界」

日時 2020(令和2)年1月11日(土) 14時~15時30分
会場 かごしま近代文学館2階 文学ホール
参加費 かごしま近代文学館観覧券(300円)、または年間パスポート(600円)

※特別企画展「くにこのぐるり」(11/15~12/15)の観覧券も可

定 員 200人(先着順、要申込)
申込み 電話、FAX、メールで、住所、氏名、電話番号、年齢、イベント名を明記の上、かごしま近代文学館までお申し込みください。
先着200名様に整理券を配布、郵送します。TEL:099-226-7771 FAX:099-227-2653 MAIL:kinmeru3@k-kb.or.jp
受付開始 2019(令和元)年10月2日(水) ※定員に達し次第受付終了

➋ギャラリートーク

日時 2020(令和2)年1月4日(土) 13時30分~
対象 どなたでも
参加費 かごしま近代文学館観覧券(300円)、または年間パスポート(600円)
申込み 不要

 

 

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