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収蔵品紹介


集石遺構共伴白磁皿(しゅうせきいこうきょうはんはくじさら)


名 称 集石遺構共伴白磁皿(しゅうせきいこうきょうはんはくじさら)
出土遺跡 谷山弓場城跡(鹿児島市下福元町)
分 類 磁器
年 代 中世(15世紀前半~中葉)
説 明 中国産の白磁(白色の胎土に透明の釉薬をかけて焼成された磁器)の皿。5点とも、礫が配置された遺構(集石遺構)に伴って出土しました。見込み(器の内面の底)に目跡(重ね焼きの際に器同士が融着するのを防ぐため間にかませた痕跡)が残る、高台に抉りを入れるなど、共通した特徴を確認できます。なお、集石遺構からは焼土や木炭、灰が大量に検出されており、墓である可能性が指摘されています。
収載報告書 鹿児島市埋蔵文化財発掘調査報告書(11)1992『谷山弓場城跡』

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