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収蔵品紹介


蔵骨器(ぞうこつき)


名 称 蔵骨器(ぞうこつき)
出土遺跡 不動寺遺跡(鹿児島市上福元町)
分 類 土器
年 代 古代(10世紀後半)
説 明 火葬した死者の遺骨を納める容器。平面円形の土坑(火葬墓)の中心に安置され、敷き詰められた木炭や灰によって埋められていました。器の中には人骨が納められ、蓋には土師器の杯が転用されています。なお、蔵骨器の周りには、近江産の緑釉陶器皿1点と土師器の椀・杯・皿数点が共献(墓に供えること)されていました。
収載報告書 鹿児島市埋蔵文化財発掘調査報告書(76)2000『不動寺遺跡』

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