企画展「向田邦子のはじまり~ライフワークとなった「だいこんの花」~」

企画展「向田邦子のはじまり~ライフワークとなった「だいこんの花」~」

トピックス2023.10.19

 

現在のテレビドラマは、サブスクリプション(定額制)を利用して、視聴者が見たい時に見るというスタイルが浸透してきています。映像を見る媒体も様々で、TV、携帯電話、PCと半世紀半まで、テレビでしか見ることのできなかった世界はいつのことかと思うほどです。

脚本家・向田邦子は、テレビドラマの世界を築き上げた一人といっても過言ではありません。山田太一や倉本聰などの脚本家と同時期に活躍し、ホームドラマ全盛期を支えた向田は、現在、多くの脚本家の憧れとなっています。

本展では、この向田邦子の脚本家人生のはじまり、そして、ライフワークとなったテレビドラマ「だいこんの花」を中心に、テレビドラマの世界が変貌を遂げる今、向田ドラマの新たな魅力や視点を探ります。

会期 11月1日(水)~2024年1月22日(月)

9時30分~18時(最終入館17時30分)

休館日 火曜日(1月2日は開館)、12月29日~1月1日、1月4日
場所 かごしま近代文学館 常設展示2階
料金 文学館常設展示観覧料(一般300円、小・中学生150円)
※年間パスポートもご利用になれます。
※特別企画展「さまよえる有島武郎展」の観覧券(11月27日までの期間)でもご覧になれます

ちらしデータPDF

関連イベント

講演会「阿修羅とミシン―向田邦子のテレビドラマ」

講師 岡室 美奈子 氏

(早稲田大学文学学術教授、早稲田大学演劇博物館前館長)

日時 12月3日(日) 14時~15時30分
会場 かごしま近代文学館 文学ホール
対象 一般
定員 200名(先着)
料金 文学館常設展示観覧料(一般300円、小・中学生150円)
申込 電話(099-226-7771)または申込フォーム
※定員に達し次第受付終了

 

脚本リーディング「だいこんの花」を読む

リーディングをとおして、向田作品「だいこんの花」の魅力を楽しむ講座です。

脚本リーディングとは
様々な解釈がありますが、一般的に、演者が台本を片手に演じる舞台作品のことです。台本を片手に演じる舞台は、台詞を覚える必要がなく、気負わずに作品を楽しむことができます。

 

講師 福薗 宏美 氏(劇団LOKE代表、俳優、脚本家)
日時 11月4日(土)、18日(土)、12月9日(土)、16日(土)、23日(土)(全5回)
13時30分~15時
会場 かごしま近代文学館 文学ホール
対象 初心者、劇団などに所属していない方、舞台経験のない方)
定員 15名(先着)
料金 年間パスポート(文学館600円、共通1,000円)
申込 電話(099-226-7771)または申込フォーム
※定員に達し次第受付終了

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