たくさんの皆様のご来場まことににありがとうございました。

平成17年度谷山サザンホール自主文化事業


今輝く、美しき人生

ウェストサイドワルツ

The WestSide Waltz

原作:アーネスト・トンプソン 演出:高瀬久男 音楽:稲本響
出演:若尾文子(マーガレット・メアリー・エルダーダイス)
寿ひずる(カラ・ヴァーナム)
浅野温子(ロビン・バード)

石田圭祐、清水順二

2005年1123(水・)18:00開演 谷山サザンホール
全席指定:6,000円(当日500円増)

お得なペア割席もございます。(108席限定)
ペアエリア席:11,000円(2枚)

チケット売プレイガイド(終了しました)

谷山サザンホールほか

鹿児島市民文化ホール、ファミリーマート・サンクス・チケットぴあ Pコード 360-955
ダイエー・ローソンチケット Lコード 88335

山形屋、十字屋クロス、タカプラ、鹿児島音協、МBC開発、よかセンター


2004年秋に大好評を得た「ウェストサイドワルツ」が再演決定!

生きていた時代背景の違う70代・50代・30代の三世代の三人の女性と、彼女らを暖かく見守る男たち。それぞれが私たちに共感できる人生の課題を抱いている。......たとえば......出会い、結婚そして離婚、仕事、挫折、老い、都会の孤独、明日への希望......などなど。

時に辛辣に、時にユーモラスに。三人の女性のそれぞれの「ワルツ」を美しく響くピアノの旋律にのせて贈る人生の賛歌。

ストーリー

舞台はニューヨーク・ウェストサイドのアパート、マーガレット・メアリーの部屋。元ピアノ教師の彼女は辛辣だがユーモアを忘れない女性だ。ちょっとおせっかいのバイオリニスト、カラ・ヴァーナムはよくその部屋を訪れる。50歳代で独身のカラと未亡人で一人暮らしのマーガレットは、バイオリン、ピアノを演奏しながら語り合うのが楽しみだ。そんなある日、マーガレットが出した同居人募集で若い女性ロビン・バードが現れる。女優志願のロビンは離婚して、人生を達観した感じの女性。こうして世代の違う三人の女性が、いつしかアパートの一室に集ることとなった。

移りゆく季節の中で、三人は時にぶつかり、時にいたわりながら互いの人生を語っていく。ウィットに富んだ会話と、移りゆく季節に見事に折り込まれた名曲の数々。都会に生きる人間の愛と孤独を詩情豊かに描きます。

 

 

豪華なキャスト......誠実で誇り高い女性マーガレット・メアリーには翻訳劇はこの作品が初めての若尾文子、美人で情熱的ながらも、どこか退廃的な女優志願のロビン・バードに浅野温子。愛と好奇心の持ち主カラ・ヴァーナムに寿ひずる。そして三人の女性を優しく見守るサージ役に文学座の石田圭祐。ロビンの恋人役には清水順二が出演します。

作品について......黄昏」の原作でも知られるアメリカの人気劇作家アーネスト・トンプソン。彼はこの作品で一人暮らしと老後という現代的テーマを、見事な人間ドラマとして描いています。初演は1981年のロサンジェルスで、キャサリン・ヘップバーンが主演しヒットしました。

スタッフ......演出は「黄昏」で安定感のある舞台を創作した高瀬久男。音楽監督には今最も注目されている若手ピアニスト稲本響が担当。